(続き3)
そう。
夜~明け方にかけての撮影中にも事件は幾度も起きました。
が、まさか余所者が介入してくるなんて誰が予想出来たであろうか。
薄桜鬼撮影の小休止中、冴羽がにやにやしながら優芽の斎藤の姿を見ていると奴は現れた。
どこからともなく現れた。
いつからいたのかも分からない。
気が付けばそこにいた。
そいつの正体とは
ムカデ
勘弁してくれよおおおおおうぉおをををををおおおお!!!!!!!!!
優芽と2人でパニック。
土方に抱きつく斎藤の図、と、いうと聞こえはいいがもう2人共顔がガチで必死。
ひでえ形相でしたまじで。
斎藤くんからは可愛らしい女の子声が上がり。→「いーーーーやぁーーーあぁあああああああ!」
土方さんからは不気味な声が出る。→「え、お、なっ、なn・・・なぁっ・・・?!」
15cm~20cmぐらいの小ぶり?なものだったんだが結構近い距離に現れてパニック。
羽が生えてないから飛ばないにせよひたすら動かれるともうどうしたらいいか分からない!!
柱の上の方と天井?をひたすらぐるぐる歩きまわるムカデにおびえる2人。
姿を見失ってはいけないとただただ目で追う冴羽に姿も見たくないと避ける優芽。
冴羽が本気で姿を追おうと眼鏡をかける(土方の姿のまま)と、あ、優芽さん笑ってる´∀`
虫が大の苦手な優芽に笑顔が戻った瞬間。=斎藤の笑顔
た・ま・ら・ん!!!!
いいいいやそんなこと言ってる場合じゃない!とにかくムカデをどうにかせんと!!!!!
だがしかし冴羽も虫に強くないためどうしたらいいものか分からない。
その時、チェックインするときに説明を受けた緊急時用のTELの存在を優芽が思い出す。
すぐにかけてみようとするが待て待て待てマテ待てェェェェエエエエエイ!!!!!
自分らの格好を鏡で見る。
・・・他人呼んだらアカンねww
まず電話をして人が来るまでにどうこの服装を誤魔化すか、隠すか考える。
・・・無理だ^^
まだ2ショを撮りたいと話してたときだったので着替えるのはめんどくさい。どうする。
最終的に出た結論は、スタッフが来るまで冴羽がムカデを目で追って、優芽がヅラだけ取り、サングラスをし、備え付けの浴衣を羽織り応対。
スタッフが来た瞬間、冴羽はベッドに隠れるって作戦だったんだが・・・
優芽が緊急時用の番号に電話をしようとする段階で冴羽がベッドに隠れる。
この時点で計画倒れ確定。
優芽が電話をしつつ、なんとなくヤツが潜んでいるだろうあたりを見つめる。
・・・・。
・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
緊急時用って言ったのに誰も出ない・・・!!!!!
フロントまで優芽が行くが誰もいない・・・・!!!!!!
W h a t ?!!!!
仕方なく優芽が携帯からホテルの問い合わせの番号へかける。
出た・・・!!!
ムカデが出たこと説明。
電話先→「ど、どの辺にですか?!」
「お、お、大きさは・・・」
「動いてます?!!!!」
いいから早よ来いや ゜∀゜イラッ
まもなくして頼りないおじちゃん登場。
無事、撤去完了。
もーーーーー本当にやばかった・・・
気付けば彼是30分は経過しててお外が白んできた時刻。
やばい・・・究極に眠い。
だがしかし萌えだけを糧に再び撮影開始。
2ショちょっと撮って終ーーー了ーーーー!
お疲れェェェェエエエエ´ц`
時刻は5時。
撮影たぎりすぎた・・・!笑